アンケートサイトで自己を省みる
ポイントをためれるアンケートサイトってありますよね。登録してアンケートに答えてポイントをためると現金に換金できたり、Amazonポイントに交換できたりするやつです。
私もたまにやっているのですが、アンケートの内容に考えさせられることがあります。
例えば、好きな服のブランドは?とか、使っている洗顔料のメーカーは?とかです。私はブランドとかメーカーとかを意識して買っていません。こんな質問がある度に、自分にはこだわりがないなあ、とか美意識に対して無頓着だなと思います。同時に世の中の人たちはそんなに意識して買っているのだろうか?とも思います。
これだけではありません。アンケートの最後のほうには性格に関する質問が何問も出されます。これはおそらく適当な回答を除外するための設問でしょう。(例えば、自分にどのくらい当てはまるかを1から5の数字で答える問題で、「人混みが好きだ」という問題の数問下に「人がたくさんいるところに行くのは苦痛だ」とかが書いてあるのです。2つの似通った問題で矛盾した解答をしていたら、その人の回答は信用できないということになるのでしょう。)
これにも考えさせられます。例えば、「人とは狭く深く交際するほうだ」とか「誘うより誘われるほうが多い」とか。こちらの性格を分かられてしまうようで嫌です。
こんな質問はたいてい適当に答えるのですが、たまに深く考えて自分を省みることがあります。
「誘うより誘われるほうが多い」という問題も、今までは特に何も考えずに「誘われるほうが多い」と答えていたのですが、本当にそうなのかと熟考してみれば、実は自分から誘う方が多いのではないかと思いなおしました。例えば、親しい人とオンライン飲み会がしたくなったとき、自分からやりたいと言うことのほうが多い気がするのです。
それはなぜかと言えば、私は関わりたい人とだけ関わっていたいのであり、関わりたくない人から誘われても断ってしまうからです。だから正確に言えば、「自分から誘うことが多く、誘われても断ることが多い。」でした。
なんとなく私のような受け身の人間は「誘われるのを待っている」ような気がしていたのですが、よく考えてみれば少し違うことが、このアンケートのおかげで分かりました。
たまにはきちんと答えて自己を見直すのもいいかもしれません。