教習所に行ってきた話

先日、教習所に行けないという話をしましたが、昨日ついに行ってきたので報告します。

 

きっかけは母親からのLINE電話。大学生にもなって親に教習所に行けと言われるなんて.......我ながら情けない。金を無駄にする気か、もう期限切れるぞ、早く行けと言われ、あげくの果てに私の精神状態を心配されました。なんで行けないのか、どこか精神病院か学生相談所に相談した方が良いんじゃないのか等々。実は母親もうつ病だったことがあって、私にそれが遺伝しているのではないかと心配しているのです。未だにヒステリーになることがあり、私が何故教習所に行けないのか自分でも分からないという話をぐだぐだしていたら、「こっちが心配になって眠れなくなっちゃうよ!」と言われました。だから言いたくなかったんじゃ......!

 

このままだと母親が何をしでかすか分からない(京都まで来て強制的に病院か教習所へ行かされたり)ので意を決して行くことにしました。まあ、このまま期限切れを待つのは自分でも愚かな行為だと思っていましたからね。いつかは行かなければならなかったのです。

 

ただし、最後までどうにかして行かずにすむ方法はないか考えました。教習所のページを見て返金はされるのか調べると、払ったお金は基本的には返せません、とのこと。基本的って何だ......?手を骨折して運転できなくなる、とか......?と考えた私は海苔の入っていた空き缶を右手の拳で思いっきり殴りつけました。骨折でもしないかな......?と思って。何度も何度も。そうすれば母親もそれほど行きたくないんだったら、と考え直してくれるかもしれません。お金は治療費でもっとかかることになりますが。結果はただ赤く腫れてひどく痛いだけでした。折るまで自分で殴り続けるのは非常に困難です。この、空き缶を殴るという行為は気分が落ち込んだり不安なときによくやってしまいます。リストカットの一歩手前でしょうか......?これについてもまたいつかブログに書きたいと思います。

ともあれ、お金は一切返ってこないことが分かったので最後の望みは絶たれました。もう行くしかありません。

 

スクールバスの来る10分程前に乗り場について待っていました。バスは予定時刻の5分後くらいに来ました。私の他にはもう一人同じ所から乗っていきました。バスに揺られている間は何も考えないようにしました。ひたすら心を無にして外の景色を見ていました。

教習所に着いてから受付に行くのですが、ここが一番緊張しました。自分の進度がどこまで進んでいるかと行った記録をしてあるファイルをもらうのですが、5ヶ月も放置していた人間が突然現われたらどんな反応をされるのでしょう?いろいろ考えそうになりましたが、素知らぬ顔をして受け取りました。すると、受付の人も特に何を言うこともなくファイルを渡してくれました。あとで見たらファイルの上部にメモ書きで「11/30教習に来るよう電話 コールのみ2回」と書いてありました......すみません、その電話、心当たりあります。めんどくさいので出なかったのです。(私は基本的に知らない番号からの電話には出ません)もう何ヶ月も経っていたので忘れていました。

そして私は教室に行き、学科を1時間受けました。信号の意味についてでした。それ以上は無理な気がしたので帰りました。

 

あれ......?以外と行ける......?特に何の問題も無く行けました。やはり行くまでがだるかったようです。

 

一番心配なのは一回行けたことに満足してこれ以降行かなくなることです。そうならないようにここで経過を報告するようにします。