勉強を進めるとみんな反体制になる

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最近思ったことを書きます。

 

子どもの頃はみんな、親から「遊んでないで勉強しろ」とか「勉強しないとろくな大人になれない」とか言われますよね。

 

ところが、小学校や中学校では本当に大切なことや世の中の真理は絶対に教えてくれないように思うのです。

 

なぜなら、あまり勉強されると国が困るから。

 

学問というのは基本的には既存の説を否定したり昇華させることで発展していくと思います。

 

今までの研究を肯定するだけでは何にもなりませんから。

 

ということはだいたい今のシステムや体勢に疑問を抱き、否定していくことになります。

 

それは国や政府の批判にも繋がることでしょう。

 

そうなると国は困ります。

 

ということで、国民は現体制に疑問を抱かない程度の低レベルの教育を受けさせられます。民衆には馬鹿でいてもらわないといけないのです。

 

そのために学校の先生には現体制に抵触しないような、低い教育をしてもらう必要があります。(そもそもほとんどの先生たちも子どもの頃から低い教育を受けていただろうから、真理を教えることは出来ません。)

 

一部の優秀な人は大学に入って自分で研究を進め、この世の真理にたどり着きますが、その人たちは国を運営する側に回ることになるか、現体制の恩恵を十分に受けられる身分になっているはずです。

 

つまり、そのような人たちは現体制を壊さないように維持しようとするので今の体勢はますます終わりません。

 

子供たちはみな、親の「勉強しろ」と国の「勉強するな」の間で板挟みになっているのです。