本が読めない

最近、本を読むのが遅くなりました。 小中学生のときは色々な本を素早く読めていたのですが、高校時代に本を全く読まなかったためか、読むスピードが遅くなってしまいました。 小説も新書も本当はたくさん読まくてはいけないのですが...... 集中力がなくなっ…

ザミャーチン『われら』

ザミャーチン1920~1921『われら』の感想を書いていく。 ザミャーチンはソ連初期の作家。この『われら』が反ソ的だとされ、亡命せざるを得なくなった。 『われら』の舞台設定は今から、というより彼の生きた20世紀初頭から約1000年後。その間には大200年戦争…

南条あや『卒業式までは死にません』

かなり前に書いた下書きが残っていたので投稿しようと思います。 南条あや『卒業式までは死にません』の感想。 「南条あや」という名前を聞いたことのある人はどのくらいいるのだろうか?年代が上の方のほうが知っていると思う。世紀末に現われたネットアイ…

散歩

最近、運動不足解消のために週に一回、土曜日の夜に友人と二人で走っています。 といいたいところですが、実際には喋りながら話しています。今日も御所や二条城辺りまで約10キロ歩きながら話していました。 内容は授業の話、最近見た夢の話や過去の高校中学…

大学の友人について

大学生活において一番大事なのは人脈だと思います。 同回生や先輩にどんな知り合いがいるかで大学生活が大きく変わります。友達と同じ授業を受けていれば授業に出れなくても内容だったりテスト範囲だったりを教えてもらえます。先輩がいれば去年のテスト内容…

銀行口座を5ヶ月間作らなかった男

久しぶりに「やるべき事を後回しにしてしまった」エピソードを。 以前にはこんなのも書きましたが、似たような話です。 kyshami.hatenablog.com kyshami.hatenablog.com 去年の5月頃、今のバイトを始めたときばかりのときの話です。 面接に受かってから、塾…

成人を迎えて焦り始めた男

最近、焦燥感を感じているという話ばかり書いていますが、私がいつも何かに追われているような感覚になり始めたのは、去年成人を迎えてからのことです。成人になってから何者かにならなくてはという思いにとらわれたのです。 この理由の一つは同年代で様々な…

ブログ書けない

最近、全くブログを書けていません。 理由がいろいろあるので書いていこうと思います。 まず、書く必要がなくなっていたからです。そもそもこのブログを書き始めた理由は、大学二年生の冬に怠惰な生活をどうにかしたくて、何か始めようと思ったから。 その数…

緊急事態宣言解除

久しぶりに日記を書きます。 大阪、京都、兵庫の緊急事態宣言が解除されるそうですね。 今までの自粛生活について正直なところ皆さんはどのように感じていましたか? 早く友達に会いたいとか、遊びに行きたいとかいう意見が大勢を占めるように思うのですが、…

チェーホフ『三人姉妹』

チェーホフ『三人姉妹』の感想を書いていく。 チェーホフ『三人姉妹』は1900年に書かれた戯曲。砲兵旅団長の父と母に先立たれた三人姉妹(上から順にオーリガ、マーシャ、イリーナでマーシャとイリーナの間に息子のアンドレイがいる)とそのもとに集まる人々の…

オストロフスキー『鋼鉄はいかに鍛えられたか』

オストロフスキー『鋼鉄はいかに鍛えられたか』(1932~1933)の感想を書いていく。 この小説は作者であるオストロフスキー自身が体験したことをもとにして革命期から第1次世界大戦後までのウクライナ、ロシアで革命に命を捧げた青年たちの人生を描いた作品だ。…

塾のオンライン授業

私が教えている塾ではzoomを使ったオンライン授業が始まりました。 3週間ほどやっているうちに色々思ったことがあるので書きたいと思います。 まずメリットについて 通勤時間がかからない! 私の家から塾までは40分くらいかかっていたのですが、それが0分に…

網野善彦「日本の歴史をよみなおす(全)」

網野善彦「日本の歴史をよみなおす(全)」2005.ちくま学芸文庫のまとめを書いていく。 この本は前半に1991年に書かれた『日本の歴史をよみなおす』、後半に1996年に『続・日本の歴史をよみなおす』を収録している。前半は以前に読んだ『日本中世に何が起きた…

チェーホフ『桜の園』

チェーホフ1904『桜の園』の感想を書いていく。 『桜の園』はチェーホフの最後の作品である。 中心となる人物はラネーフスカヤ夫人。南ロシアの地主である。物語は彼女がフランスから5年ぶりに帰るところから始まる。 最初は時代の流れについて行けずに落ち…

「ゴーリキー短編集」

上田進、横田瑞恵訳編「ゴーリキー短編集」岩波文庫の感想を書いていきます。 収録されているのは「イゼルギリ婆さん」「チェルカッシ」「秋の一夜」「二十六人の男と一人の少女」「鷹の歌」「海つばめの歌」「零落者の群」の7編であり、ほとんどが1890年代…

網野善彦『日本中世に何が起きたか』

網野善彦2012『日本中世に何が起きたか』の感想とまとめを書いていきます。 「無縁」について 最初に自然と人間との境界について論じている。人間と自然との境界、言い換えると聖と俗を結びつける場所である。具体的に場所で言うと浜、浦、河原、中州、峠、…

若島正『ロリータ、ロリータ、ロリータ』

ナボコフ『ロリータ』の感想を以前書きました。 kyshami.hatenablog.com ここで言及した若島正『ロリータ、ロリータ、ロリータ』が手に入ったので、感想を書きたいと思います。 訳者である若島正さんがいくつかの場面に絞って解説している本です。私が思って…

ソルジェニーツィン「イワン・デニーソヴィチの一日」

ノーベル賞受賞作家ソルジェニーツィンの「イワン・デニーソヴィチの一日」の感想を書いていきます。 主人公のイワン・デニーソヴィチ、シューホフはラーゲルという牢獄で暮らしている。題名の通り、シューホフが起きてからよる寝るまでの一日のラーゲル暮ら…

休講中の大学

今日は授業料の免除申請をするために大学に行ってきました。 私の大学は5/6まで休講が決まっているので大学も閑散としているのかと思いきや、結構人がたくさんいてびっくりしました。 学生課みたいなところに行ったのですが、小さい部屋はたくさんの免除申請…

書評 ナボコフ『ロリータ』Part.2

前回の『ロリータ』の続き kyshami.hatenablog.com 前回、訳がすごいと書いたのだが、注釈では若島さんから我々読者に対していくつかの問題が提示されている。いくつかを解いてみたのでここに書きたい。 ビアズレーにいるときにハンバートがローの友達の何人…

書評 ナボコフ『ロリータ』

ナボコフ『ロリータ』の感想を書いていきます。 「ロリータ」はソ連の亡命作家ナボコフによって1953年に書かれた作品。その内容から大きなセンセーションを巻き起こした。 「ロリータ」という語はここから派生したものらしい。 ソ連作家の作品を読みたくて購…

帰省するときの楽しみ

私は深夜アニメが好きでよく見ていましたが、「全てのアニメの中で一番好きなアニメ何?」と聞かれたら、間違いなく「ドラえもん」を挙げるでしょう。 物心ついたときから毎週欠かさず見ています(わさドラです)。 今の家にはテレビがないので見れないのです…

球技ができない男

私は球技が苦手です。 小学校の頃から、習い事で剣道をしており、それ以外のスポーツは学校の体育の授業でしかやりませんでした。サッカー、バスケ、バレー、テニスなど、どれも苦手です。 高校のときの体育の授業でやったサッカーのリフティングのテストで…

ブログ初めて1ヶ月

いつの間にかブログを始めて一ヶ月経っていました! 何の目的もなく始めたブログですが、毎日何かしらを投稿出来たのはよかったです。 最初はアクセス数も2とか3とかでしたが、今では毎日100くらいは行くようになり、スターを付けてくれる方もいるのでとても…

書評 ゴーリキー『どん底』

ゴーリキー『どん底』 ゴーリキー作『どん底』は1902年に書かれた戯曲。おそらくゴーリキーの作品の中で一番有名だろう。全体は四部構成で、ロシア帝政下の最下層の住民の様子を生々しく描き出している。 『どん底』においてまず目に付くのはロシア革命前の…

後期の成績開示

本日は大学の平成31年度後期の成績発表の日でした! 早起きして成績表をダウンロードして見たのですが フル単!! してました。(とっていたのは12コマ) 1年前期以来のフル単です。(去年はかなりサボっていたため) 内容もかなり良く、A+という最高の評価を今…

郵便受けの中身を確認しない男

一昨日の「食器洗いができない」と似た話ですが、私は郵便受けの中身をなかなか回収しません。 マンションに住んでいて、集合ポストが1階にあるのですがあらかじめ来ると分っている郵便物が来たときにしか見ません。2週間に一回くらい見れば良い方です。おか…

バイト帰りの話

今、バイトから帰ってきてこれを書いているのですが、帰りの電車のなかで少し頑張った話をします。 今日は最後まで授業があったのが私と塾長、そしてもう一人のアルバイトの先輩でした。帰るタイミングが重なったので3人で帰ることになりました。バイト先か…

食器洗いが出来ない男

私は一人暮らしを始めて2年になろうとしています。 そんな一人暮らしで一番大変なのは自炊ではないでしょうか。 私は料理が好きなので(決して得意ではない)、ほぼ毎日夕食は自分で作っています。2年もやっているとだんだん慣れてきますね。 しかし、未だに直…

音楽聞きながら勉強できますか?

高校時代、勉強するときはたいていウォークマンで音楽を聴きながらやっていました。J-POPやアニソンなどを聴きながらのほうがのりのりで勉強もはかどるのです。 今でもその当時の曲を聴くと、辛かった受験勉強のことを思い出します。 しかし、大学生になって…